新作テプラ「SR-R560」はどんな機種?【まとめ】

先日新しいテプラのラインナップに「SR-R560」が発表されました。

ここ最近では、スマホ向けの機種が続けて発表されている中、久しぶりのキーボドタイプの機種です。

型式の名前から、「SR530」の後継機種のようで、既に公式のラインナップからは「SR530」が削除されています。

部長

SR530は2006年に発売なので、18年ぶりのリニューアルとなります。
色々なところでの改良が期待できそうですね。

本記事では、新作テプラ「SR-R560」の主要な機能を比較していきます。

テプラの買い替えや初めて購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

目次

SR-R560(新型)とSR530(旧型)との比較

新型と旧型で異なる箇所を赤で表示しています。

公式のYouTebeチャンネルの動画はこちら

【特徴1】ATOK機能改良で働く現場でより便利に

変換エンジンであるATOKに建築土木や医療健康用語の辞書を搭載しています。

専門用語の変換をスムーズに入力できるので、専門分野で働く方でも使いやすくなりました。

KINGJIM Online Storeより
KINGJIM Online Storeより引用
部長

従来のテプラでもATOKを搭載していましたが、専門分野に対応するのはSR-R560が初めてです。

【特徴2】ユニバーサルフォント採用で見やすい文字を印刷

視認性の高いユニバーサルデザインフォント「UD体」を搭載し、多くの人に分かりやすいラベルを作成できます。

視覚にハンディキャップを持った方の場合、下の画像のように、「6」と「8」が使用しているフォントによっては判断に困ってしまうことがあります。

KINGJIM Online Storeより引用

ユニバーサルデザインフォントで印刷したラベルであれば、公共施設や交通機関、学校などでも見やすいラベルを作れます。

部長

搭載しているフォントは、ユニバーサルデザインフォントの他に、明朝体、ゴシック体、行書体、隷書体など、合計24種類の漢字、仮名、英語のフォントを使用できます。

【特徴3】本体に再生プラスチックを採用

「テプラ」PROシリーズ初、本体外装パーツにリサイクル素材(再生プラスチック)を採用

再生材比率は約30%以上と、このテプラを使用するだけで環境への貢献もできてしまいます。

部長

カートリッジの回収活動も合わせれば、環境を意識したテプラの使い方ができますね!

【注意すべき点1】ハーフカット機能がない

旧モデルのSR530でも同様ですが、ハーフカット機能がありません。

ハーフカットの有無でラベルを貼る効率に直結するので、多く印刷するのが想定できる場合はオススメできません。

ハーフカット機能とは?

ラベルの印刷面にだけスリットを入れて、台紙から剥がしやすくする機能のこと。
低価格の機種では搭載していないことが多いです

部長

テプラ本体では、ハーフカット機能はありませんが、オプション品のハーフカッターを使えば問題ありません。

【注意すべき点2】TEPRA LINK2で印刷ができない

テプラは、専用アプリで自由に編集して印刷することができます。

Windows向けのアプリ、「テプラクリエイター」には対応しています。

しかし、Mac向けのアプリ「TEPRA LINK2」には対応していませんので注意が必要です。

【注意すべき点3】オートトリマー非搭載

印刷したラベルの角を丸くする「オートトリマー機能」がSR-R560には搭載されていません。

旧型のSR530では、搭載されていましたので機能が削減された形となります。

部長

テプラ本体では、オートトリマー機能はありませんが、オプション品の専用トリマーで補えます。

合わせて使うべきオプション品

⒈オートトリマー

「注意すべき点1」で紹介しましたが、SR-R560にはハーフカット機能がありません。

ラベルを多く印刷する場合、ハーフカットがないとテープの台紙から剥がすのに苦労をしてしまいますので、ハーフカッターは必須です。

KINGJIM Online Storeより引用

⒉専用ハードケース

本体を持ち運んで使用する場合は、専用のハードケースもおすすめです。

KINGJIM Online Storeより引用

「外へ持っていった際に落として壊れてしまった」となると、また買い替えとなってしまう…そんなことがないように、専用ハードケースに収納して持ち運ぶのがいいかもしれません。

部長

耐衝撃性には強いですが、ケース自体が大きいので保管する時には場所をとってしまうのでオフィスで使用するのであれば、必要ではありません。

SR-R560はどんな人向けのテプラ?

テプラ SR-R560は、日常的なラベル作りから業務用途まで、幅広いシーンで使いやすい機能を備えたミドルクラスモデルです。特に、以下のような方におすすめです。

  • 視認性と使いやすさを重視する方
  • 建築、医療、工場などの専門的な現場で活躍したい方
  • 必要十分な機能を持ちながら、コストパフォーマンスを重視したい方
  • 日常的なラベル作成から、業務用途にも対応できるバランスの取れたモデルを探している方

視認性に優れたバックライト付き液晶や、業務に便利な専門用語辞書の搭載、さらにパソコン連携や環境配慮設計といった最新の機能を取り入れており、価格と性能のバランスのいいテプラだといえます。

一方で、印刷速度や印刷解像度を重視される方や、スマホでラベルの編集をしたいという方にはおすすめできません。

まとめ

テプラSR-R560は、「これからテプラを本格的に使ってみたい」「日常や仕事でのラベル作成を効率的にしたい」という方にとって理想的な一台です。

専門的な用途や特化した機能が必要な場合は、上位機種も含めて検討してみると、自分にぴったりのモデルに出会えるはずです。

ぜひ、自分の用途に最適なテプラを選び、ラベル作成をもっと楽しく便利にしてみてください!

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この記事を書いた人

ラベルライターに関する役立てられる方法や機種の解説記事を投稿しています。
仕事で使用していたテプラをきっかけに自宅でも使用するようになり、せっかくなら使いこなしたいと思い、仕事・自宅で活用方法を日々研究しています。
【プロフィール】
年齢:1980年代生まれ
住まい:関東近郊
ラベルライター使用歴:5年目
使用機種:SR-R680(KINGJIM)、SR5900P(KINGJIM)

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