せっかく高い空気清浄機を買ったのに、最近効果が薄れていませんか?

家族の健康を考えて購入したけど、最近空気がキレイになっている実感がないな・・・



最初は静かだったのに、最近は音が大きくなり、風量が弱くなった気がする。



エアドッグは、お手入れすることで性能や状態が元に戻ります。
ポイントを押さえておけば簡単なのでぜひやってみましょう!
エアドッグのお手入れ方法を分かりやすく解説します。
慣れれば約40分で完了しますので、お手入れをサボって修理代15万円…なんて事態を避けるためにも、ぜひ最後まで読んでください。
準備するもの
必要な7つの掃除道具
- 掃除機(ブラシノズル装着)
- 食器用洗剤(中性洗剤)
- 柔らかい布・タオル(2-3枚)
- 新聞紙またはビニール袋(汚れ防止用)
- ボウルまたは洗い桶(洗浄用)
- ドライバー(オゾン除去フィルター交換時のみ)
- 付属のお手入れ用具(専用クリーナ・専用ブラシ)
▼専用クリーナー(右)、専用ブラシ(左)


事前準備
- 電源OFF、コンセント抜く(安全のため必須)
- 作業スペースの確保(新聞紙で床を保護)
- 換気の確保
お手入れ箇所
覚えておくべき4つのパーツ
定期的にお手入れが必要な箇所
パーツ1:プレフィルター


- 場所:本体前面のメッシュ状フィルター
- 役割:大きなホコリやゴミをキャッチ
- 汚れやすさ:★★★(最も汚れる)
パーツ2:イオン化ワイヤーフレーム


- 場所:集塵フィルターの手前の針金状パーツ
- 役割:空気中の粒子を帯電させる
- 注意:最も壊れやすい(要注意!)
パーツ3:集塵フィルター


- 場所:プレフィルターの奥にある板状フィルター
- 役割:細かい粒子を電気で捕集
- 汚れやすさ:★★☆
パーツ4:オゾン除去フィルター


- 場所:本体背面
- 役割:オゾン臭を除去
- 頻度:半年に1回交換
忘れてはいけないパーツ以外の部分
パーツだけでなく、汚れがちな部分もまとめてお手入れしておきましょう。
- 空気を吸い込む穴:3箇所
- 空気を吐き出す箇所



多少面倒ですが、フィルター以外にもお手入れするとより快適になります。
分解方法
- 電源コンセントを抜く
- 本体下部にあるカバーロックを外す
- カバーを手前にゆっくり引く(無理に引っ張らないように注意!)
- カバーを開けると最初に見える網目状のフィルターを外します
- 両端を持って真っ直ぐ手前に引く
- プレフィルターの奥にある黒い板状のフィルターを外します
- 重要:曲げないよう両手でしっかり持つ
- 垂直に持ち上げるように取り外す
- 集塵フィルターの手前にある金属製の枠を外します
- 超重要!細いワイヤーが張られているため最も慎重に
- 枠の両端を持ち、ワイヤーに触れないよう真っ直ぐ引き抜く
各パーツ別お手入れ手順
- 本体から取り外し
- 掃除機で表面のホコリを吸い取り
- 水で軽くすすぎ洗い
- 汚れがひどい場合は中性洗剤で洗浄
- 完全に乾燥させる(重要!)
- 慎重に取り外し(曲げないよう注意)
- 掃除機で軽くホコリを除去
- 中性洗剤をぬるま湯に溶かして洗浄
- 優しく水洗いしてすすぐ
- 24時間しっかり乾燥させる
- 要注意:壊れやすいため慎重に取り外し
- 付属ブラシまたは柔らかい歯ブラシで清掃
- 水洗い時は優しく(ワイヤーを曲げない)
- 完全乾燥まで待つ
- 本体裏のセンサーカバーを取り外す
- センサーレンズに付着しているホコリなどの汚れを拭き取る




この部分にもホコリがよく溜まりやすいので、丁寧に拭き取ります。


- 全パーツが完全に乾いていることを確認
- 逆の順番で組み立て
- 電源を入れて動作確認
FAQ
Q1. お手入れの頻度は?
A. 基本は2ヶ月に1回、環境に応じて調整
お手入れの目安
- 標準的な家庭:2ヶ月に1回
- ペットがいる家庭:1.5ヶ月に1回
- 料理をよくする家庭:1.5ヶ月に1回
- 花粉症の時期:1ヶ月に1回



エアドッグ本体にお手入れのお知らせのランプなどないので、意識して定期的におこなうことが大事です。
- パチパチ音やジーッとした音がする
- 運転音が大きくなった
- 風量が弱くなった
- オゾン臭がする
- エラー表示【-C-】が出る
- 運転しても表示の数値が下がらない
Q2. 実際にかかった時間は?
A. 慣れれば30分で完了(乾燥時間除く)
作業時間の内訳(目安)
- 準備・取り外し:約1~2分
- プレフィルター清掃:約10分
- 集塵フィルター清掃:約15分
- イオン化ワイヤー清掃:約5分
- 大気センサー清掃:約5分
- 本体内部の底の部分:約1~2分
- 組み立て・動作確認:約1~2分
- 合計:約40分
乾燥時間(目安)
- プレフィルター:2-3時間
- 集塵フィルター:24時間
- イオン化ワイヤー:12時間
時短のコツ
- 晴れた日の午前中に作業開始
- 扇風機やドライヤー(冷風)で乾燥促進
- 複数セット持ちで交互使用
Q3. 注意点は?
A. この5つを守れば故障を防げます
- 濡れたまま組み立てる → カビ発生、感電リスク
- 強い洗剤・漂白剤を使う → コーティング剥離、性能低下
- イオン化ワイヤーを乱暴に扱う → 断線すると修理費15,000円~
- 掃除機を強モードで使用 → フィルター破損の原因
- 完全乾燥せずに使用 → 内部結露、故障リスク
- 必ず電源を切ってコンセントを抜く
- 濡れた手で電気部品に触らない
- パーツは丁寧に取り扱う
- 乾燥は時間をかけてしっかりと
Q4. フィルターを買い替えたい場合はどうすればいいの?
A. 国内販売店から購入することが可能です。
日本国内の販売店であるトゥーコネクトのショッピングサイトから購入することが可能です。



中でも集塵フィルターが高額です。例えばX5Dの場合、約26,000円するので、お手入れ中の取り扱いは気をつけたいですね。
▼各パーツ・お手入れグッズの価格は以下の通り。
プレフィルター | 2,420円(税込) |
イオン化ワイヤーフレーム | 4,840円(税込) |
集塵フィルター | 26,620円(税込) |
オゾン除去フィルター | 9,680円(税込) |
まとめ
今回エアドッグ空気清浄機のお手入れについて紹介しました。
2ヶ月に1回、30分の作業で家族の健康を守る空気清浄機が復活しますので、ぜひ定期的にやってみてください。
お手入れのポイントは次の通り。
- 完全に乾燥させてから組み立てる
- イオン化ワイヤーは慎重に扱う
- 定期的なお手入れを忘れない
せっかく家族のために投資した高性能な空気清浄機です。
正しいお手入れで10年以上使い続けることができれば、修理代も節約でき、何より家族が安心して過ごせる空間を維持できます。
今度の休日、ぜひこの記事を参考にエアドッグのお手入れにチャレンジしてみてください。
きっと「意外と簡単だった」と感じるはずです。
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