「大隈重信って、早稲田大学を作った人だよね?他には何をしたの?」
「2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』の主人公・小栗忠順と、どんな繋がりがあるの?」
お札の顔(1万円札の渋沢栄一など)に比べると、名前は知っているけれど「実際、何がそんなに凄いの?」と言われると困ってしまう偉人の一人が大隈重信(おおくましげのぶ)です。
実は、この大隈重信、後に総理大臣になるほどの超エリートなのですが、ある時こんな衝撃的な言葉を残しています。
「明治政府の近代化政策は、小栗忠順の模倣(マネ)にすぎない」
なぜ、明治の国づくりを引っ張った大隈が、敵側(幕府)の小栗忠順をここまで大絶賛したのでしょうか?
今回は、歴史が苦手な方に向けて、大隈重信の凄さと、小栗忠順との「知られざる天才同士の絆」をわかりやすく解説します!
大隈重信(おおくましげのぶ)とは?【簡単プロフィール】
大隈重信を一言で表すなら、「何度倒れてもブレない、不屈のスーパーポジティブ男」です。
- 出身: 肥前藩(現在の佐賀県)の武士の家
- 生没年: 天保9年(1838年)〜 大正11年(1922年)享年83歳
- 性格: 豪快でとにかくお喋り。細かいことは気にしないリーダータイプ
大隈は若い頃から世界に目を向けており、英語やギガ(当時は最先端だったオランダの学問)を猛勉強して、新しい時代のエースとして頭角を現しました。
ちなみに、50代の時にテロリストに爆弾を投げつけられ、右脚を失う大怪我を負っています。
普通なら絶望して隠居するところですが、大隈は義足をつけて復活し、その後も総理大臣を務めるなど、驚異的なメンタルの持ち主でした。
大隈重信は何をした人?【現代に繋がる3大功績】
大隈重信が「日本の基礎を作った」と言われる理由は、私たちが今でも毎日お世話になっている、この3つの大偉業があるからです。
功績① 日本初の「鉄道」を開通させた
今では当たり前にある電車ですが、日本で最初に「新橋 〜 横浜」の間に鉄道を走らせたリーダーが、当時のお金やインフラを管理する役職にいた大隈重信です。
当時は「キツネに化かされる」「時期尚早だ」と大反対されましたが、大隈は「これからは絶対に鉄道の時代だ!」と押し切りました。
功績② 日本の通貨を「円(¥)」に決めた
大隈が活躍する前の日本は、「両(りょう)」「分(ぶ)」「文(もん)」など、お金の単位がバラバラで、計算がめちゃくちゃ面倒でした。
それを世界基準に合わせるために「これからは『円』に統一しよう!」と決めたのが大隈重信です。
功績③ 「早稲田大学」を作った
「国を良くするためには、優秀な若者の力が必要だ」と考えた大隈は、東京専門学校(のちの早稲田大学)を設立しました。
当時の政府の考えに縛られない、自由でチャレンジ精神あふれる人材をたくさん世に送り出しました。
【本題】大隈重信と小栗忠順の驚くべき関係とは?
ここからが、大河ドラマ『逆賊の幕臣』が10倍面白くなる核心部分です。
実は、大隈重信が成し遂げた「鉄道」や「新しい国づくり」のアイデアは、もともと幕府の天才エリート・小栗忠順(おぐりただまさ)が計画していたものでした。
敵同士として出会った二人
江戸幕府が倒れた後、新政府(明治政府)のメンバーとなった大隈重信は、幕府側だった小栗忠順と「これからの日本の財政(お金の仕組み)をどうするか」について話し合う機会がありました。
この時、小栗は敵である大隈たちに対し、フランスの最先端の知識を使って、これからの日本に必要な仕組みを理路整然と、完璧に説明したのです。
大隈は、小栗の圧倒的な頭の良さと先見の明に、心底度肝を抜かれました。
「明治政府は、小栗のマネをしただけ」
その後、小栗忠順は無実の罪で命を落としてしまいます。
小栗が作った「横須賀製鉄所」や、小栗が計画していた「鉄道」や「郵便」のアイデアをそのまま引き継いで、形にしていったのが、大隈重信たち明治政府でした。
大隈は晩年、こう語っています。
「明治政府がやった近代化(国づくり)は、ほとんど小栗が計画していたことのコピーだよ。私たちは彼の設計図通りに動いただけなんだ。もし小栗が生きていたら、明治政府の総理大臣になっていたのは彼だったろう」
幕府を倒した側の大隈重信が、かつての敵である小栗忠順をこれほどリスペクトしていたという事実は、小栗がどれほど時代を先取りしていた天才だったかを物語っています。
2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』での大隈重信の見どころ
ドラマでは、松坂桃李さん演じる小栗忠順が、いかにして「日本の未来の設計図」を描いたのかが中心に描かれます。
そこに若き日の大隈重信が登場した時、
- 二人の天才がどんな知略戦(ディベート)を繰り広げるのか?
- 大隈が小栗の才能に気づき、圧倒される瞬間の表情は?
など、「敵同士だけど、目指す未来は同じだった」という熱いドラマが見られるはずです。
大隈重信の配役(キャスト)が誰になるのかも、今から楽しみですね!
まとめ:大隈重信が認めた小栗忠順の凄さ
歴史の教科書では、幕府軍(小栗)と新政府軍(大隈)は戦い合った敵として描かれます。
しかし、一歩引いて見てみると、「小栗忠順が作った設計図を、大隈重信が命がけで形にした」という、見事なリレーがつながっていたことがわかります。
- 大隈重信は、鉄道・円・早稲田大学を作った現代日本の生みの親。
- しかし大隈自身は「自分は小栗忠順のマネをしただけ」と認めていた。
この二人の天才の繋がりを知っておくと、大河ドラマ『逆賊の幕臣』の深みがガラリと変わりますよ!
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