2028年のNHK大河ドラマの主人公が、ジョン万次郎(中浜万次郎)に決定し、主演を山崎賢人さんが務めることが発表されました!
「名前は聞いたことあるけど、具体的に何をした人なの?」「なぜ今回、大河ドラマの主役に選ばれたの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
実は、ジョン万次郎は「彼がいなければ日本の開国は数十年遅れていた」と言われるほど、幕末の歴史を動かした超重要人物なのです。
この記事では、万次郎の驚くべき功績や、山崎賢人さんが演じる注目ポイント、そして謎に包まれたアメリカでの10年間を徹底解説します。
ジョン万次郎(中浜万次郎)とは?
ジョン万次郎は、江戸時代末期に活躍した「日本初のアメリカ留学生」であり「開国のプロデューサー」です。
出自: 土佐国(現在の高知県土佐清水市)の貧しい漁師の息子。
転機: 14歳の時に漁に出て遭難。無人島での過酷な生活を経てアメリカの捕鯨船に救助され、そのまま渡米。
正体: 帰国後、その圧倒的な英語力と知識を買われ、異例の出世(漁師→武士・旗本)を遂げた伝説の人物。
2028年大河ドラマ主演・山崎賢人さんへの期待と見どころ
今回のドラマ化で最大の注目は、やはり主演の山崎賢人さんです。
これまでに『キングダム』の信や『ゴールデンカムイ』の杉元佐一など、逆境を跳ね返す力強いキャラクターを演じてきた山崎さん。
万次郎の「絶望的な遭難から、言葉の通じない異国でトップクラスの成績を収める」というバイタリティ溢れる生涯は、まさにハマり役と言えます。
ドラマで期待される名シーン
無人島・鳥島での143日間:生死を彷彿とさせるサバイバルシーン。
アメリカ・ゴールドラッシュ:自力で金を掘り、帰国費用を稼ぐ冒険活劇。
黒船来航の裏側:英語を武器に、ペリーと幕府の橋渡しをする緊迫の外交交渉。
ジョン万次郎はアメリカで何をしていた?10年間を紐解く
疑問として、「結局、アメリカで何をしていた?」という点です。
万次郎がアメリカを中心とした海外で過ごしたのは、1841年から1851年までの「約10年間」です。
10年間の出来事について紹介していきます。
1841年
14歳:海で遭難し、アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に救われる。
1843年
16歳:マサチューセッツ州フェアヘーブンで、船長の養子として学校へ通う。
1846年
19歳:捕鯨船員として世界中の海を航海。
1849年
22歳:カリフォルニアのゴールドラッシュに参戦。短期間で大金を稼ぐ。
1851年
24歳: 決死の覚悟で鎖国下の日本へ帰国。
この10年間で、彼は単なる英語だけでなく、測量術、航海術、そして「民主主義」という全く新しい価値観を身につけました。
ジョン万次郎の「すごい功績」5選!日本をどう変えた?
万次郎が「歴史の教科書」に載る理由は、帰国後の圧倒的な行動力にあります。
「生きた英語」を日本に初めて伝えた
万次郎は日本初の本格的な英語辞書を作成しました。
彼が教えた英語は耳から覚えたネイティブ発音そのもの。
例えば、「Water」を「ワラ」、「Morning」を「モーネン」と表記するなど、非常に実践的な英語を日本に伝えています。
日米和親条約の交渉を裏で支えた
ペリーが黒船で来航した際、幕府はパニックに陥りました。
そこでアドバイザーとして召喚されたのが万次郎です。
「アメリカ人は平和を好む民である」と説き、戦争を回避して平和的な開国へと導きました。
咸臨丸(かんりんまる)での太平洋横断
勝海舟らと共に、日本人として初めて太平洋を横断。
嵐に見舞われ操船不能になった際、万次郎の高度な航海術が船を救ったと言われています。
坂本龍馬や勝海舟への多大な影響
万次郎が語る「世界の広さ」や「自由の精神」は、坂本龍馬や中岡慎太郎、勝海舟らに大きな刺激を与えました。
アメリカで過ごした10年間の経験が、幕末の志士たちへの大きなターニングポイントになったと言えます。
彼がいなければ、明治維新の形は変わっていたかもしれません。
日本初の「文化」を多数導入
ネクタイ、パン、ミシン、測量器など、多くの西洋文化を日本に初めて紹介しました。
「ABCの歌」を日本に伝えたのも万次郎だという説があります。
【比較表】万次郎のアメリカ生活・当時の日本
万次郎の状況と日本の状況の比較は次のとおりです。
| 西暦 | 年齢 | 万次郎の状況(アメリカ) | 日本の状況(日本) |
|---|---|---|---|
| 1841年 | 14歳 | 英語・数学・航海術を猛勉強 | 鎖国真っ只中。外国船は追い払う方針 |
| 1849年 | 22歳〜 | ゴールドラッシュで一攫千 | 飢饉や一揆で幕府の権威が揺らぐ |
| 1851年 | 24歳〜 | 大統領選挙を目の当たりにする(民主主義) | 「将軍」が絶対。民主主義など誰も知らない |
| 1853年 | 26歳 | 幕府に召し抱えられ武士(中浜姓)へ | 浦賀にペリー来航。国中が大騒ぎに |
いかに彼の半生が激動であったことが一目でわかります。
【独自考察】2027年『小栗忠順』から2028年『ジョン万次郎』へ繋がる「幕末リレー」
2027年が、「幕末の父」小栗忠順、2028年がジョン万次郎。
この2年間の連続性は、歴史ファンにとって最大の注目ポイントです。
この時代に生きた2人の天才が「ハード」と「ソフト」で日本を作ったと言っても過言ではありません。
意外なことに、小栗忠順とジョン万次郎は共に1827年生まれなのです。
• 小栗忠順(2027年): 横須賀造船所など、日本の「インフラ(ハード)」を近代化。
• ジョン万次郎(2028年): 英語や民主主義など、日本の「知識(ソフト)」を近代化。
実はこの2人、1860年の「万延元年遣米使節」で同じ時期に渡米しています。
小栗がアメリカで造船所を調査できたのは、万次郎が通訳や技術面でその「道」を切り拓いていたから。
2027年のドラマを見た後に2028年を見ることで、日本の夜明けが「表(エリート官僚)」と「裏(漂流者)」の両面から完成する壮大な物語として楽しめます。
もしかすると、2027年と2028年の大河ドラマで双方の主演俳優さんが出演や大掛かりな伏線など期待しかありません!
【まとめ】ジョン万次郎の「すごいこと」は今の日本にも繋がっている
ジョン万次郎は、単に「運が良かった漂流者」ではありません。
異国の地で差別や孤独に負けず、「学び」を武器に自分の運命を切り拓いた努力の人です。
2028年の大河ドラマでは、山崎賢人さんがこのエネルギー溢れる万次郎をどう演じるのか、今から楽しみですね!
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